ギャラリーのオーナーであるＣ嬢、ご家族全員がサンジェルマンにお住まいなので、いつもいろいろな組み合わせでランチやディナーにお誘い頂く。久ぶりにティピカルなフレンチが頂きたいという私のリクエストで、サンジェルマンの古いお屋敷を、文学カフェに改装したメンバーズクラブにて。カボチャのピューレもパイに包まれたチキンもゴキゲン！

パリで和食を頂く事も本当に多い今日この頃。とにかくフランス人の友人と会うと必ずや、のリクエスト。質問攻めで、全く味わえない事も！久しぶりに日本人の友人とゆっくりランチへ。「松花堂弁当」って本当に美しい上、少しずついろいろなモノを頂きたい私たちにはぴったり。説明しなくてもいい、というのも私には更に美味しく感じたのかも・・。

ようやく新しいアパルトマンの改装を少し終え、まずは東京へ。エール・フランスの機内メニュウも新しくなって、プリプリの小エビのカクテルなど、なかなか美味しい。あわせてあるマリネしたお野菜も、シャキシャキで、シャンパンとあわせてゴキゲンなうちに、シートにずっくり沈む私・・・。

東京は2泊で、また香港へ。なんとしても今晩はお刺身！！モドリガツオとホタテ・・・肉厚で本当に美味しい〜。和食、という以前に、この国は食材が素晴しい・・・。切るだけは料理じゃない、なんていうけれど、美味しいんだから良いのでは？

東京の新しいショウルームの準備に追われた2日間の東京。香港へはアメリカ系のエアーなので、ラウンジもアメリカ人でいっぱい。スシロール、やブリトーなど何だかカリフォルニアのカフェみたい。思わず、コーラをごくごく頂く！

香港の出張と言うと、みなさん「美味しいものが食べられていいなぁ」なんておっしゃるけれど、私の場合は大体は石屋さんでサンプルを加工してもらってる間に、現場で・・・なんていう香港グルメとは程遠い状況。そんな中、お気に入りの小さなレストランでのテイクアウトは毎回密かに大満足。蜂蜜風味のスペアリブや、蓮根と豚肉の炒め、エビワンタンもプリプリで美味しい！

今回の香港出張はいつもより長いので、待ち時間をなるべくホテルで過ごして疲れを溜めない様に気をつける。取引先とのお食事も、なんせどんなレストランも「大会場！」のような香港。その上、一体どうした事か？と思う声の大きさ・・・。ホテルに戻ると普通の静かさが、一瞬エアーポケットに入ったかと思うほど。大好きな飲茶屋さんのお茶に水晶餅や揚げワンタンで、静かなホテルゴハン。

ようやく香港の喧騒の中の仕事も終わる。24時間空港のような香港。朝一番の東京行きに乗るには、殆ど夜中にホテルを出る。でも空港は正に24時間体制で、もう真昼間のような人々。もちろんラウンジのビュッフェも、ランチタイムのよう。朝からこの辛いソースをつけて？といぶかしがるアメリカ人をよそに、水晶餅やシュウマイを頬張る私。

香港での外食が続き、「自炊」が恋しい！あずきご飯やおしたし、根菜のスープなど、やはり自分で作ったものは体にいいなぁ・・・と久しぶりの東京の自宅。